TMCAとはどんな検査なんですか?

TMCAは、血液と少量の尿を採取して調べることで、身体全体に「がん」があるかどうかがわかる、従来の部分的ながん検診とは全く異なる検査です。

どんな技術を使うのですか?

2017年に特許となった「がんの一生を分類する際に用いるデータ採取方法」が基盤となった技術で、通常の検査では発見できない「がん」の初期以前の状態も判定します。

がんのリスク評価とはなんですか?

健康な状態から前がん期・初期がん期にいたるまでの健康状態を計測し、分類してT-1,2,3,4,5、M-1,2…のようにステージに分け、わかりやすく提示することを言います。

なぜ血液と尿を分析するのですか?

尿は血液が腎臓で濾過されて出来、血液から赤血球を除いたものです。

血液・尿それぞれの特性から成分を調べることで、正確な検査ができるのです。

従来の腫瘍マーカー解析とTMCAではどのような違いがありますか?

通常腫瘍マーカーは、特異マーカーのみに着目して検査します。

当検査は、複数の腫瘍マーカーとその他の検査を複合しておこないます。

TMCAで異常が検出されず『がんのリスクは低いと推測されます』となったら他の検査では絶対にがんは発見されないのでしょうか?

現在TMCA検診より精度(感度、特異度)が高くより正確な検査は存在しません

妊娠していても検査は受けられるでしょうか?

妊娠時でも問題なく受けられます。赤ちゃんからお年寄りまで受診できます。特に女性は乳房や陰部をみせる事なく簡単に検査ができるのでオススメです。自律神経を測定する検査(良導絡)をする時はストッキングが邪魔になるので素足にしやすい状態でお越し下さい。

※妊娠していると出るALP4という物質が、がんによるものかどうかの区別が必要です。

外国人でも検査は受けられるでしょうか?

人種は全く関係ありません。

87.5%の確率で検出できるというのは、具体的にはどの程度の精度なのでしょうか?

画像診断では1000人の診断で2〜3人のがんが発見されます(0.2〜0.3%)が、当検査では1000人の診断で50人程度からがんを発見できます。

この検査で再発の危険性も予知できるのでしょうか?

外科医により再発を見つけられることはほとんどありませんが、TMCAですと、非常に高い確率(100%近い確率)で再発を発見できます。

保険診療はできますか?

当検査は保険診療にはなりませんが、癌がみつかれば保険会社によっては適用される場合があります。保険会社にお問合せ下さい。

※治療に関しましては、保険診療と保険外診療をおこなっております。

検査結果は何日後にもらえますか?

検査日から約2週間程度で郵送します。メールの場合は早くお知らせ致します。

検査は何歳くらいから行うと良いでしょうか?

検査は何歳からでも受けられます。

提携医療機関以外で検査を受ける方法はありませんか?

提携医療機関外のクリニックが受入れてくれるなら当院の指示のもと検査を行います。